2007年9月に日本国内での販売が開始されたシリアスは、比較的新しいED治療薬です。従来のED治療薬バイアグラ・レビトラでは効果の持続は4~6時間、シリアスは服用後24〜36時間の有効性が認められており、食事の影響も受けにくいとされています。そのため、国内販売開始前から話題となりました。
しかし、持続性が高いゆえのリスクも伴っています。医師による説明によると、4時間以上勃起が続いた場合は直ちに医師の診察を受ける必要があるとのことです。早急に治療しないとペニスが損傷し、勃起機能を失うことになるかも知れないからです。
一般名をタダラフィルと言い、実際に病院やクリニックでのED治療に用いられている薬のひとつです。シリアスを取り扱っている製薬会社や医師は「※ED治療薬は催淫剤ではないため、外部からの性的刺激なしには勃起しません。」と説明しています。
つまり、飲むと性的興奮や性欲増進に作用し、効果が現れ勃起する薬ではなく、性的欲求があった上で性的刺激がなければ起こらず、勃起した時にそれを補助する薬ということです。
医療機関で診察を受ける際に、症状や病歴、使用している薬剤について詳しく尋ねられるのは、飲み方を誤ると重大な副作用があらわれ、死に至る危険性があるからです。
【医師によるシリアスの処方ができない人】
1)シリアスの成分に対して過去にアレルギーなどを起こしたことのある人
2)硝酸剤を服用中の人
3)心血管系障害などで医師から性行為が不適当と判断された人
4)重い肝機能障害のある人
5)低血圧の人(最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満)
6)高血圧の人(安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上)ただし治療中の場合を除く
7)最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞があった人
8)網膜色質変性症(進行性の夜盲症)と診断された人
9)不整脈があるが治療をしていない人
10)不安定狭心症のある人または性交中に狭心症を経験したことのある人
【シリアスの併用禁忌薬】
シリアスと併用することで作用の減弱、副作用の増強など体に悪い影響が出るおそれがある薬は、飲み薬・舌下錠・貼り薬・吸入薬・注射・塗り薬・スプレー各種にわたり、80数種類にも及びます。
【シリアスの副作用】
シリアスの主な副作用は「頭痛」「紅潮」「顔のほてり」「消化不良」等です。